スズヤブログ

艶あり塗装と艶消し塗装

2018年8月31日|カテゴリー「屋根・外壁・塗料
寿々家の鈴木です。

今回は艶あり・艶消し塗装についてです。

外壁塗装に使われる塗料は、5種類あります。
・艶消し
・3分艶
・5分艶
・7分艶
・艶あり

3分艶・5分艶・7分艶は艶調整した塗料です。

艶の割合としては、7分艶→7分艶あり、3分艶消しです。

つや消し塗料は、つやあり塗料にフラットベースというつや消し剤を混ぜてつやをなくします。

艶なし、フラット仕上げ、マット仕上げとも呼ばれます。


塗料の艶の度合いは外壁面に光を反射させ、光沢度を測定して判断します。

平に塗装された面に60度の角度から光を当て、そのうちどれくらいの強さの光が正反対の方向に反射されるかを測定します。

一般的に光沢度が70%以上が艶あり、5%以下は艶消しとなっています。


艶あり・なし外壁
              左が艶あり、右が艶消しです。


艶あり塗料

<見た目>
・新築のようにピカピカ
・サイディングのデザインが強調される
・場合によっては安っぽく見える
・屋根が艶ありだと非常にまぶしいことがある

<防汚性>
・汚れがつきにくい
・ツルツルとした仕上がりで防水性が高い
・コケ、カビ、藻がつきにくい

<耐久性>
・塗料の性能をそのまま発揮できる
・防汚染が高いため、劣化のスピードが遅い
・艶は2~3年で消える

艶調整塗料

<見た目>
・自分好みの光沢に調整できる
・塗料の選択肢が増える
・塗りムラ・艶ムラが出やすい

<防汚性>
・艶消し塗料よりは汚れがつきにくい

<耐久性>
・塗料の性能が少し落ちる

艶消し塗料

<見た目>
・落ち着いた雰囲気
・周りに溶け込みやすい
・場合によっては地味に感じる

<防汚性>
・汚れがつきやすい(最近は防汚性が強化されたものも出ています)

<耐久性>
・種類が少ない
塗料

塗装後2~3年で艶はなくなっていきますが、耐久性としては変わりません。

艶消し塗料は高級感のような仕上がりがあります!
和風なお家だと、艶なしの方が合います。
しかし、耐久性が少し落ちることや、汚れがつきやすいなどのデメリットもあります。


艶調整塗料は艶消し材が上手く混ざっていない場合があり、技術力のある職人さんが塗らないと塗りムラや艶ムラになる可能性があります。

塗料が乾燥前に問題が起こると「艶引け」や「かぶり」などの現象が起こります。

艶引けは光沢が上手く出ない現象、かぶりは温度の影響で塗装面が白くなる現象です。

気温によって、または寒暖差が激しい地域の場合、艶調整塗料にこの現象が起こりやすいです。

艶ありか艶消しか・・・どれを選ぶかは好みやお家によって異なります。

どれを使ったらいいかお悩みの方、ぜひ寿々家コーポレーションまでお問い合わせください!

断熱塗料:ガイナ

2018年8月30日|カテゴリー「屋根・外壁・塗料
寿々家の佐藤です。

今回は断熱塗料についてです。

断熱塗料とは、熱伝導を抑える塗料です。

太陽熱による熱伝導を抑えることができ、室内の温度上昇を抑制します。

室内の温度上昇を抑えると同時に、室内の熱を外へ逃がさないため、夏は涼しく冬は暖かい家になります!

また、遮熱塗料には断熱塗料が持っている熱伝導抑制効果がありません。

ガイナ

代表的な塗料が日進産業の「ガイナ塗料」です。

ガイナは空気の層を作るためにセラミックが使われて、塗料の60%以上を占めています。

<ガイナのメリット>
・遮断・遮熱効果があり、夏は涼しく、冬は暖かい
・防音・防臭・防露効果がある

外壁塗装で塗料を希釈する際は水かシンナーを使います。
ガイナは水溶性のため、シンナーを使わず水で希釈できます。
環境にもよい塗料です。

<ガイナのデメリット>
・価格が高い
・艶消し仕上げしかない
・濃い色がない

このようなデメリットが挙げられます。

ガイナは全体の60%がセラミックで、普通の塗料と同じ塗り方だと綺麗に仕上がりません。
もちろん正しく塗装すれば綺麗に仕上がります!


1年中快適な家にしたい人は断熱塗料、夏だけ太陽熱を遮断したい人は遮熱塗料を選ぶことをおすすめします!

ガイナでの塗装をお考えの方、ぜひ寿々家コーポレーションまでお問い合わせください^^

無機塗料:有機塗料との違いとは?

2018年8月27日|カテゴリー「屋根・外壁・塗料
寿々家の伊藤です。

今回は無機塗料についてです。


塗料には有機塗料と無機塗料があります。

塗料のグレードは、アクリル<ウレタン<シリコン<フッ素<無機です。

アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素は有機塗料です。

無機塗料はセラミックやケイ素などの無機物を主成分としています。

寿命が長く、他の塗料をと比較して高い耐候性があります。


ペンキ

有機塗料のメリット


①ひび割れに強い

有機塗料には伸縮性があります。

外壁にヒビが入ってもいっしょに塗膜にまでヒビが入るリスクを減らすことができます!


②価格が幅広い

各塗料メーカーごとにラインナップが豊富で、さまざまな塗料の選択肢があります。


有機塗料のデメリット

①紫外線の影響を受けやすい

有機塗料は太陽の紫外線にさらされることで、チョーキングなどの塗膜の劣化が目立ちます。

また、屋根は建物の中で最も紫外線を浴びる場所なので、無機塗料で塗装すれば紫外線の影響を受けにくいです。


②光触媒のようなセルフクリーニング効果

無機塗料は光触媒と同じで親水性が高いため、汚れを浮かばせて雨水で洗い流す特徴があります。

 

③耐火性が低い

有機塗料の主成分は石油・石炭からなる有機物のため、炎に弱いという弱点があります。

隣家の火事の際には、無機塗料と比較して炎が燃え移りやすく、二次災害に繋がる可能性が高くなります。


無機塗料のメリット


①耐久性が高い

15年以上の高い耐候性があります。

雨や紫外線などにあまり影響されないため、色あせやチョーキングなどの劣化が起こりにくく、塗膜が長持ちします。

また、カビ・苔の栄養分である有機物の含有量が少なく、カビ・苔が発生しにくいです。


②不燃性がある

主成分が炭素を含まない無機成分で構成されているため、有機塗料と比較すると火事の際などでも燃えづらいです。

 

無機塗料のデメリット

 

①他の塗料より価格が高い

より長い耐候性と汚れにくくする無機物が配合されていることから、通常の塗料より高いです。


②ひび割れしやすい

無機物はもともと硬い素材のため、無機塗料は有機塗料よりも塗膜が硬いです。

建物の外壁表面にひびが入った場合、一緒に無機塗料で形成された塗膜もひび割れを起こしてしまうことがあります。

ひび割れが気になる場合は弾性力が高い無機塗料を使うといいでしょう。


③艶消しはおすすめできない

艶がない方がいいという場合、艶を調節する塗料があります。

しかし、艶を調節した塗料は汚れやすく、耐久性が少し落ちてしまいます。

5~3分艶までなら落とすことはできますが、艶を調整すると塗りムラができやすいです。


④次回の塗り替えのときに注意が必要

無機塗料の上は光触媒と同じく汚れが付きにくいので、塗料も乗らないで弾いてしまったり剥がれたりする可能性があります。場合によっては塗り替え不可の為、交換前提の外壁もあります。

また、無機塗料自体が硬く丈夫な塗膜が形成されるため、塗替えに対応してない塗料もあります。

例えば弾性塗料を塗っている場合は、有機無機があるハイブリッド系の弾性塗膜対応の無機塗料で施工する必要があります。


塗料
無機塗料の代表商品です。

日本ペイント
・アプラウドシェラスターNEO
・クリスタコート
・ハナコレクション500コート

エスケー化研
・セラミタイトペイント
・スーパーセラタイトF

関西ペイント
・ムキフッソ

アステックペイント
・無機ハイブリットコートJY
・無機ハイブリットクリヤー

KFケミカル
・KFスパーセラ


無機塗料も有機塗料もそれぞれメリット、デメリットがあります。
コストが高くても長持ちさせたい場合は無機塗料、コストを抑えて塗装したい場合は有機塗料を選択するといいですね!