塗装できない屋根


どの方法でメンテナンスするかは、屋根の状況にもよりますが、
屋根のメンテナンス方法には、塗装、葺き替え、カバー工法の3種類あります。


また、屋根には、塗れる屋根、塗らなくていい屋根、塗れない屋根があります。

今回は塗れない屋根についてご紹介します!

塗装できない屋根として代表的なものが、ニチハの「パミール」です。


パミール


一見、スレート屋根に見えます。

パミールは1996年~2008年に製造・販売されていました。

2003年以前に製造された屋根材にはアスベストが入っていました。

アスベストは耐熱性、耐薬品性、絶縁性等の特性があり、安価な事から、工業材料として様々な物に使われていました。

しかし繊維がきわめて細いため、浮遊しやすく、吸入されやすいため、飛散した際に吸入してしまうと肺の中に残り、肺がんや中皮腫、アスベスト肺を引き起こしてしまうということが分かり、2012年から廃止されています。

アスベストが段階的に使用禁止になってきた頃に、アスベストを使わない建材の開発が行われ、
ノンアスベスト屋根材が誕生しました。

その中の1つがパミールです。

しかし、パミールの屋根を塗装後、数年後に剥離が発生するといった問題が起こりました。


パミール剥離

塗装して2年後で、このように剥離していました・・・

しかし、塗装したからといって屋根の状態が悪くなっているわけではありません。

塗装する前の状態からこれ以上悪くならないようにキープしています。

とはいえ、これでは見た目が悪いし、気になりますよね・・・


パミールのお手入れ方法としては、カバー工法か葺き替え工事となります。

当社でも、パミールの屋根の場合は、葺き替え工事を提案させていただいています。

ご自宅の屋根材が塗装できるものなのかどうか、見分けられる業者さんを選ぶことが重要となります!