1液型塗料と2液型塗料の違い

寿々家の伊藤です。

塗料は水性と、油性(弱溶剤・溶剤)に分けられます。

塗料だけでは、ドロドロの状態で外壁に塗りにくいため、塗料は薄めて使います。

水で薄めるものは水性塗料、シンナーで薄めるものは油性塗料(弱溶剤・溶剤)です。

そこから1液型2液型に分かれていきます。

1液はそのまま水かシンナーで薄め、2液は主剤と硬化剤を混ぜて水かシンナーで薄めます。






2液型塗料

左が硬化剤、右が主剤です。

【1液型塗料のメリット】
・価格が比較的安い
・混合や攪拌の手間がない
・余っても次の日に使える

【1液型塗料のデメリット】
・耐久性が低い
・保管しにくい
・塗る場所が限られる

【2液型塗料のメリット
・耐久性が高く、はがれにくい
・混ぜる前は保管しやすい
・さまざまな場所に塗ることができる

液型塗料デメリット
・価格が比較的高い
・混ぜたらすぐに使わないといけない
・混合、攪拌の手間がある


2液型は混ぜた瞬間から固まりはじめ、時間がたつとドロドロになり、3~5時間ほどたつと、固まってしまいます。

そのため、作り置きすることができず、その日のうちに消化しなければいけません。

また、足りなくなるとまた混ぜ合わせたり、混合率にも気を付ける必要があります。

こういった理由から1液型塗料が新しく開発されました。

1液型は硬化剤を混ぜる必要がなく、もともと硬化剤が適切な分量で混ぜられていて、塗りやすい状態を保つことができます。

ただ、2液型の方が耐久性が高く、3年ほど長持ちする傾向があります。

塗料、ペンキ

1液と2液では塗れる場所が違います。


【1液型が塗れる場所】
・コンクリート
・セメントモルタル
・サイディングボード
・各種旧塗膜

【2液型が塗れる場所】
・コンクリート
・セメントモルタル
サイディングボード
・各種旧塗膜
・ALCパネル
・スレート板
・GRC板
・押出成形セメント板
・鉄部
・亜鉛メッキ鉛
・アルミニウム
・ステンレスなどの金属


2液型が科学反応を起こしてよりいっそう強力に接着し、塗膜性能の高い外壁を作ることから、さまざまな場所で使用できます。

金属部を塗ることができるかを目安に、塗料を塗り分けると費用などの面でも高くつく可能性があります。

鉄部とコンクリートが混在するような家の場合は2液の方がいいです。

業者によっては、1液を積極的に使おうとするところもあります。

外壁塗装工事の見積もりを取るときは、何型の塗料を使うのかを確認しておきましょう!