クリヤー塗装


サイディングボードの壁材は、タイル調などデザイン性に優れているものが多く多種多様なデザインが良さでもあります。

そのため、外壁塗装で一般的な塗料を使用すると、せっかくのデザインが一色になってしまい、とてももったいなくなってしまいます。

今のデザインが気に入っていて、タイル調のデザインを活かしたい・・・

そんな方におすすめなのが、「クリヤー塗装」です!


クリヤー塗装では、透明な塗料を使用して、他の塗料と違い、着色の顔料が入っていません。

耐久性、耐候性、防カビ、防藻そう性などは一般塗料と変わりありません。

デザイン性に優れたサイディングボードの壁には効果がありません。


クリヤー壁

クリヤー塗装のメリットとしては、

①サイディングボードのデザインを活かすことができる

②コーキングの上に塗装しなくてもいい

が挙げられます。


塗りつぶしの塗装の場合には、コーキングも同色で塗装をしないと見栄えが悪くなってしまうのでコーキングの着色をしていきます。

ですが、クリヤー塗装ではコーキングが後打ちで上から塗装をしないので、コーキング上の塗料の塗膜の割れを気にしなくても良くなります。

また、クリアー塗装にはセラミック樹脂も配合してあります。

紫外線吸収剤と言われるUVカット効果も期待でき、外壁を長期間保護できます。

さらに、クリアー塗装を塗れば表面に付着した汚れが雨や水で落ちやすくなるため、外壁がきれいになるだけでなくお手入れも簡単になります。


しかし、クリアー塗装できないサイディングボードもあります。

新築時に光触媒や無機コーティングしてあるサイディングボードは、元からクリアー塗装でないコーティングをしてあるため塗料が密着しません。


塗料

また、デメリットもあります。

①年数が経ち過ぎるとオススメできない。

クリヤー塗装が行えるのは、できれば築10年目前後、7~8年目に塗装するのがオススメです。

サイディング材が劣化した状態で塗装を行うと、塗料が透明なので傷みや汚れが目立ちます。

また、ひび割れ箇所に塗装をすると滲んだりします。

これでは、外壁塗装を行う目的の一つである「美観を保つ」という効果が得られません。


②3分艶、艶なしはオススメできない

クリヤーには、艶あり、3分艶、艶無しがありますが、3分艶と艶無しを選択してしまうと、塗装をしたのかわかりずらいです。

塗っている職人も、どこを塗ったのか判断しずらいこともあり、塗り残しの可能性もでてきます。

また、施工中の写真等を撮ってもらはないと本当に塗ったのか、一般の方には判断できない場合があります。


③サイディング壁以外にはオススメできない

モルタル壁やチョーキングの出るサイディング壁やALC壁にはおススメできません。

主に上記は着色塗料で美観効果を取り戻すため、下地の状態が悪い場合が多く、「ひび割れ」「白い粉」など透明な塗料では、見栄えが良くならないのでおススメできません。


④2度目の塗装が難しい

1回目に、クリヤーを塗った場合には、コーキングの効果が強く、塗料がのらなくなってしまうため、クリヤーの塗膜が落ちきるまで2回目は、一般塗料は使用できません。

もし、塗る場合には再度クリヤーでの塗装となります。

また、フッ素・光触媒などのコーティングされた外壁材はクリヤーが塗装できません。


メリット、デメリットありますが、クリヤー塗装をお考えの方、ぜひ参考にしてみてください^^



クリヤー塗料の種類

シリコン

日本ペイント/UVプロテクトクリヤー
SK化研/シリコンクリヤーW
菊水化学工業/ロイヤルセラクリヤー


フッ素

日本ペイント/UVプロテクト4Fクリヤー
SK化研/フッ素クリヤーW
菊水化学工業/SPパワーフッ素クリヤー