スズヤブログ

フッ素塗料

2018年11月18日|カテゴリー「屋根・外壁・塗料・塗装

寿々家の関野です。

今回はフッ素塗料についてです。

フッ素塗料は、塗料の主成分の樹脂がフッ素系の塗料で、耐久性に優れています。

現在主流のシリコン塗料よりも上のグレードで、高価ですが耐久性も高く、15~20年ほど言われています。


屋根は外壁に比べて常に太陽や雨に晒されているので、劣化が早いです。

外壁と屋根を同じシリコン塗料にすると、屋根が先に劣化してしまうことがあります。

ですので、外壁をシリコン、屋根をフッ素とグレードを分けることにより、劣化するタイミングを合わせるということがよくあります。

屋根は外壁の面積よりも小さいので、使う塗料の数量も少ないです。

一般的な延べ床面積30坪の建物であれば、シリコンからフッ素に変えても+5万円くらいで施工ができます。




フッ素、塗料、ペンキ、塗装

〇フッ素塗料の特徴

耐熱性

フッ素は外壁素材に密着し、剥がれにくい性質があり、紫外線などの熱から建物を守ります。

紫外線から守ることで外壁素材の劣化を防ぐことにつながります。

親水性

親水性により、外壁に付着した汚れを雨などできれいに洗い流してくれます。

一般的な塗料の塗膜と違い塗膜に汚れがつきにくいので、いつまでもきれいな外壁を保つことができます。

外壁によくある、雨染みはフッ素塗料を塗ることで回避できます。

そのため、淡い塗料の色を使ってもきれいな状態を長期保つ間ことができます。

防カビ性、防藻性

防カビ性、防藻性により、北側の日が当たらないところでも、カビや藻を作らない外壁にすることができます。

しかし、完全に防げるわけではありません。ある程度清潔を保つことできれいな状態を維持します。

付着しても親水効果によりすぐ取り除くことができるので、カビや藻を発見したら即材に取り除きましょう。

耐候性

フッ素塗料は外壁素材に密着する性質があり、なじみがいいので耐候性を高くできます。

紫外線や雨風から外壁を守ってくれるので、建物の寿命が長くなります。

耐摩擦性

耐摩擦性により、光沢を長く保つことができます。

他の塗料の塗膜の光沢保持では、アクリル・ウレタン5年で20現象、シリコン10年で20%現象ですが、フッ素は10年で20%の減少しかしません。




〇フッ素塗料のメリット

塗膜の寿命が長い

約15~20年の耐用年数であり、一般的な塗料と比べると約2倍ほどの耐用年数です。

長持ちしている建物では、30年以上も塗替えをしていない建物もあります。

新築のような光沢

フッ素は親水性を高めるために、艶あり塗料となります。

ピカピカになり、まるで新築のような綺麗な光沢になります。

建物全体が豪華に見えるので、古くなった建物でも見違えります。

リフォーム回数が減る

一般的な塗料は10年ほどの寿命なので、10年ごとに塗り替えるのであれば、15~20年もつフッ素の方が塗装価格は高くなりますが、長い目で見るとお得です。


〇フッ素塗料のデメリット

価格が高い

シリコンと比べてフッ素の費用は高くなります。

業者にもよりますが、シリコンで㎡あたり1800円程度、フッ素で3000円程度と大きな差があります。


建物の延命効果はない

フッ素を塗ればどんな建物でも寿命が長くなるわけではありません。


あくまで高機能な塗料なので、今にも壊れそうな建物に塗っても寿命は長くなりません。


艶ありしかない

フッ素に艶があるのは親水性に大きくかかわっているためです。

ただ、ルミステージのような水性タイプのフッ素であれば完全な艶消しもあります。

和風の壁で、艶を抑えたい場合は各塗料で出している3分艶にするか、もしくは、水性の完全艶消しタイプの塗料を選ぶことをおすすめします。


家、見積もり、見積り

フッ素は塗膜が固いので、モルタルに塗ると乾燥収縮でひび割れしやすくなり、

また、サイディングの場合は、シーリング部分があるため、シーリングの上にフッ素を塗るとひび割れが多いです。

モルタルにフッ素を塗る場合は、弾性タイプのフッ素を塗れば問題ありませんが、

サイディングは弾性タイプのフッ素を塗ると熱がこもり、膨れなどが出る可能性があります。

そのため、フッ素を塗ったあとに、シーリングのを後打ちします。

シーリングは後打ちでも劣化しにくい耐久性の高いものを使う必要があります。

建設のデザイン的にシーリングの後打ちができないような場合は、フッ素を塗ることはおすすめできません。


また、1回目の塗装をフッ素で塗った場合、2回目もフッ素で塗らないといけないということはありません。

中塗り、上塗りの前に塗るシーラーなどの下塗り材の性能も上がっているため、フッ素以外の塗料でも塗れます。

ただし、塗り替え後でチョーキングなどの劣化現象が出る前に塗り替える、といった場合は注意が必要です。

旧塗膜がまだ機能しているので、どんなにいい下塗り材をしようとしても付着が悪くなることがあります。

これはフッ素以外の塗料でも同じです。
ペンキ

〇代表的なフッ素塗料

(外壁用塗料)

・日本ペイント
 ファイン4Fセラミック

・エスケー
 クリーンマイルドフッ素

・AGCコーテック
 ルミステージ 

(屋根用塗料)

・日本ペイント
 サーモアイ4F
 ファイン4Fベスト

・エスケー化研
 クールタイトF

・AGCコーテック
 ルミステージ


フッ素塗料で外壁塗装工事をお考えの方は、ぜひ寿々家コーポレーションまでお問い合わせください!

外壁塗装工事の仮設足場

2018年11月17日|カテゴリー「屋根・外壁・塗料・塗装

寿々家の杉田です。

外壁塗装工事のときに、足場は必ず必要です。

足場をかける目的は、作業の効率を上げること、作業員の安全性を確保することです。

足場があることで、職人がきちんと丁寧に作業できます。

他の役割として、飛散防止ネットの取り付けがあります。

ネットをかけないと、塗料が風などで飛び散ってしまい、近隣の家に塗料がついて大きなトラブルになることがあります。

昔は丸太で足場を組んでいた時代もありましたが、安全性の問題で、現在はくさび緊結式足場という金属のものを利用することがほとんどです。

瀬又のお客様邸

足場の費用は、1㎡あたり700~1000円の間が相場で、戸建て住宅の場合は大きさにもよりますが、20万前後ほどかかることが多いです。

この金額には、足場にかけるシートも含まれています。

台風などで、風にあおられると足場やシートが風邪の影響を受けることがあります。

そういった場合はシートをたたみに行くようにしています。

ですので、足場代は足場やシートを設置解体する以外にも作業期間中の足場やシートのメンテナンスも含めた代金になります。

足場、工事

足場に関することでよくある質問が、金額が高くなるのかどうかについてです。

マンションや高層階の建物、階段を登らないといけない家の場合は、運搬賃がかかるので、足場代が高くなります。

工期が延びた場合は足場代は高くなりませんので安心してください。

また、狭いところで足場を組めるのかという質問もよくあります。

人が入るスペースがあれば、基本的には足場を組むことができます。

都市部では隣の家とのスペースも、人も入るスペースがないという家もあり、そういった場合は足場を組めないので塗装工事は難しいです。

隣の家とのスペースがほとんどないということは、紫外線や雨が当たりにくいので、外壁の傷みは少なかったりします。

また、このような場合はメンテナンスが少なくて済む金属サイディングを用いている場合が多いです。


外壁塗装での足場の設置は、作業面・安全上の理由で必ず必要になります。

ですが、足場の設置は形の残らない出費となりますので、少しでも費用を抑えたいと思います。

足場の費用も施工業者さんによって費用も違ってきますので、しっかりと相見積もりを取って比較することが大事です。



足場代の金額だけでもかかってきますが、他の項目も確認し、総合的に判断することがよいでしょう。

下塗り塗料の役割

2018年11月16日|カテゴリー「屋根・外壁・塗料・塗装
寿々家の佐々野です。

塗装の際、基本的に下塗り→中塗り→上塗りの順で塗っていきます。

下塗り塗料にはどのような役割があるでしょうか?

下塗りは、ハケやローラー、スプレーガンなど、状況に応じたものを使って塗装していきます。

高圧洗浄、下地処理のあとに塗られ、最初に塗る塗料なので、下塗り塗料によってその後の中塗り、上塗り塗料の効果や仕上がりが左右されます。

下塗り塗料の上には中塗り、上塗り塗料が塗られていて、中塗りと上塗りは基本的に同じ塗料を使いますが、下塗りはまた別の塗料を使います。

塗装が仕上がったあとは見れなくなるため、下塗り塗料の色は白か透明がほとんどです。

中塗り、上塗りは仕上がったときにそのまま表面に出るため、さまざまな色があります。



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下塗り塗料は主に、中塗り、上塗り塗料を外壁や屋根に密着させる、ムラを抑える、塗装面をきれいにする効果があります。

中塗り、上塗り塗料は、遮断・遮熱効果や、汚れに強い、カビや藻・雨に強いものなど、天候から自然災害から家を守るために多くの塗料が開発されています。

これらも機能を最大限に発揮させるための工程が下塗りです。

中塗り、上塗り塗料をきちんときれいに塗るためには、下塗りがしっかりと塗られている必要があります。

ですので、下塗りをする前の高圧洗浄や下処理も丁寧に行なわないと、下塗り自体の意味もなくなってしまいます。

一つ一つの工程を丁寧に行う必要があります。


下塗り塗料を使わずに工程を進めてしまうと、中塗り、上塗り塗料の色や艶をきれいに出せなかったり、塗膜が薄くなって機能の十分に発揮できなかったりと、耐久性の問題にもつながります。

・見栄えが悪くなる

下塗りは、屋根材や外壁材に直接塗るものなので、表面のデコボコや小さな穴、細かい傷などをカバーしてきれいに整える役割があります。

下塗りをしないことで、傷が目立ち見栄えが悪くなったり、塗料の機能低下につながります。


・塗料が剥がれやすくなる

下塗り塗料は、塗装面と中塗り、上塗りを密着させる役割があります。

戸用の密着が弱いと、工事が終わってもすぐに塗料が剥がれたりヒビが入ってしまうので、下塗りをすることにとり、塗装面に塗料がきちんと密着します。


・ムラが出る

外壁材、屋根材は塗った塗料を吸い込まれてしまい、表面に塗膜ができず、仕上がりにムラがでてしまいます。

下塗り塗料を塗ることで、中塗り、上塗り塗料が吸い込まれずにしっかりと塗膜を作ることができます。

また、基本的に下塗りは1回で行いますが、塗装面の傷みが激しかったり、傷やデコボコが深かったりすると、塗料を塗ってもどんどん吸い込まれていきます。

塗装をする塗装面の材質や、使う下塗り塗料の種類、中塗り、上塗り塗料の発色などを考えて下塗りを2回することもあります。




ペンキ

下塗り塗料をいくつかご紹介します。

・シーラー

密着効果を高め、傷んだ下地に塗料が吸い込まれるのを止める役割があります。

下地の傷みが激しい場合はシーラーを2回塗ることで上塗り材を確実に密着させます。

水性タイプと溶剤タイプがあり、水性は臭いが少なく、比較的劣化が少ない場合に使います。

溶剤は臭いは強いのですが、吸い込み防止効果が高く、乾燥時間は水性に比べて少ないです。

劣化が激しい下地には溶剤が使われることが多いです。


・プライマー

硬化はシーラーと同じですが、プライマーとして販売されている塗料の中には錆止め効果をもつ「錆止めプライマー」があり、金属下地にはプライマーを使用するのが一般的です。


・フィラー

シーラーとプライマーは液体がサラサラですが、フィラーは比較的ドロドロとした材質で、粉を含んでいます。

基本的に凹凸模様の外壁に使われることが多く、凹凸の激しい下地を平滑にならしたり、ひび割れが浮き出てこないように覆ったりする役割があります。

シーラーやプライマーよりも厚く塗る必要があり、ローラーは通常の2~3倍厚く塗れる「砂骨シーラー」を使います。

粘り気のある材質で、外壁の表面に模様や柄を付けるために厚く塗られることもあります。

・微弾性フィラー

凹凸や段差のある面をなめらかにしたり、下地への塗料の吸い込みを抑える効果があります。

硬いゴムのように伸縮性がある材質が特徴で、ひび割れからの水の侵入を防ぎ、小さなひび割れが起こりやすい吹付け仕上の外壁にはよく使われます。

しかし、下地の傷みが激しい場合はシーラーを先に塗って吸い込みを完全に止めてからフィラーを塗装する必要があります。


・バインダー

あまり傷んでいなく、吸い込みの少ない外壁に使われる下塗り材です。

新築工事で使用されることが多く、外壁塗装工事で使用されるケースはほとんどありません。


・サーフェーサー

下塗り材と上塗り材の間に塗装できる塗料です。

シーラーを塗ったあとの下地の微調整や密着性の向上といった効果があるため、傷んでいる下地にはシーラーと一緒に下塗り材として使われることがあります。


つづいて、メーカーで取り扱っている下塗り塗料です。


・エスケー化研 水性ソフトサーフSG


エスケー、下塗り

モルタル経の外壁に使用できる、密着性の高さが特徴の微弾性フィラーです。

一般住宅からマンションなどの大規模改修工事など、幅広く使用されています。



・日本ペイント パーフェクトサーフ
日本ペイント、下塗り

窯業系サイディングボードの塗装に適しています。

下地の隠蔽性効果があり、濃い色から淡い色に変えるときに最適です。



・アステックペイント サーモテックシーラー
アステック、下塗り

カラーベストなどの屋根材に使用します。

遮熱効果があり、太陽熱を効果的に反射するため屋根の表面温度の上昇を抑える働きが期待できます。



・アステックペイント プレミアムSSシーラープライマー
アステック、下塗り

下塗り塗料には前回の塗装工事で使用した塗料との相性によっては使えない場合もあります。

特に硬い材質の無機塗料やフッ素塗料には通常の水性の下塗りでは付着しないケースが多いです。

しかし、プレミアムSSシーラープライマーは水性塗料で環境にも優しく、無機やフッ素の下地にも使用できます。


下塗り塗料には、多くの種類があり、外壁・屋根の材質や状態、中塗り、上塗り塗料に何を使うかによって変わってきます。

家の外壁、屋根に合った塗料を選らべるように、信頼のできる業者を選んで塗装工事を成功させましょう!